ホーム | D > David BowieDAVID BOWIE - HEMEL HEMPSTEAD 1972(1CD)
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DAVID BOWIE - HEMEL HEMPSTEAD 1972(1CD)[Wardour-279]

販売価格: 2,500円 (税込)
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Live at the Pavilion, Hemel Hempstead, UK 7th May 1972

 世界中のマニアから「最も望まれたライヴアルバム」と言われた1枚が永久保存プレス決定です。その伝説的ライヴ盤に刻まれているのは「1972年5月7日ヘメル・ヘムステッド公演」。“ZIGGY STARDUST TOUR”の極初期を刻んだ極上オーディエンス録音です。
 その中身をご紹介する前に、まずはポジション。本作がいかに初期なのか、希代のカリスマが世界を席巻したツアー概要からイメージしてみましょう。

・1月29日:ウォームアップ
《2月4日『ジギー・スターダスト』完成》
・2月10日-7月15日:英国#1(50公演)←★ココ★
・8月19日+20日:レインボーシアター(2公演)
・8月27日-9月7日:英国#2(10公演)
・9月22日-12月2日:北米(29公演)
・12月23日-29日:英国#3(4公演)

 “ZIGGY STARDUST TOUR”は1972年1月から1973年7月まで続きましたが、上記はその1972年分だけを抜粋したもの。この時期はキーボードが細かく入れ替わっており、上記日程はその交代に沿っています。実のところ、研究家の間ではキーボーディスト交代のタイミングに諸説ある。そのため最近まで別の区分けでご紹介していましたが、今回からニコラス・ペグの名著『THE COMPLETE DAVID BOWIE』に準じました。それによると「英国#1」では初代キーボーディスト:ニック・グラハム、8月のレインボーシアター2公演はマシュー・フィッシャー(マシュー本人が近年のインタビューで証言)、「英国#2」はロビン・ラムリー、そして「北米」から1973年のツアー最後までがマイク・ガーソン。本作のヘメル・ヘムステッド公演は、ニック時代「英国#1」の24公演目にあたるコンサートです。この時期と言えば、伝統録音の最高峰盤『KINGSTON 1972(Wardour-260)』が君臨しておりますが、本作はその翌日のライヴアルバムでもあるのです。
 そんな本作は冒頭に触れた通り、世界中のマニアが渇望して止まなかった伝説の録音。実は、コアなコレクター間では存在だけが語れていながら長年に渡って全貌が明らかになってこなかった。この“全貌”というのがくせ者でして、まったく聴けなかったわけではない。録音を数分間にダイジェストした音声ファイルや「You Got To Have A Job」の1曲だけが登場。貴重な極初期というだけでなく、素晴らしいサウンド・クオリティにマニアが色めき立ち、「全長版は存在する!」と沸騰していったのです。そして、本作こそがその完全盤。近年になって何種かのバージョンも登場しておりますが、その中でもベスト・マスターを厳選。さらに細心リマスターで磨き上げた究極盤なのです。
 そのクオリティは、まさに絶品のヴィンテージ録音。とにかく1972年というのが信じられない。この時代であれば爆音・轟音の類でも聴けるだけありがたいとなるところですが、本作はそれどころの話ではない。何よりも驚異的なのはダイレクト感。ボウイの歌声を遮るオーディエンス・ノイズがほとんどなく、会場の反響も感じられない。逞しい芯はどこまでも逞しく、クリアな空気感を貫くディテールも素晴らしく鮮やか。音色にオーディエンスっぽいリアリティが宿ってはいるのですが、それ以外に客録らしさが感じられないのです。伝説盤『KINGSTON 1972』の端正サウンドも驚異的でしたので簡単に甲乙は付けられませんが、このダイレクト感は圧倒的に本作の方が力強い。ほとんどラジオ放送のヴィンテージ・テープのようでもあり、恐らくほとんどの方が本作に軍配を挙げることでしょう。
 伝説的な名録音さえ押しのけてしまう極上のマスターなのですが、本作ではさらにブラッシュ・アップ。もちろん、無闇矢鱈な音圧稼ぎでヴィンテージの艶やかな鳴りを汚すようなマネはしておりません。原音の持つダイレクト感をよりハッキリと感じられるよう、各音域のバランスに注力しました。その効果を特に感じられるのはヴォーカル。原音から力強いわけですが、分離感も一層鮮やかに調整。まるですぐそこに25歳のボウイ……いえ、ジギーがいて直接歌いかけてくるようなリアリティを実現したのです。
 そんなサウンドで描かれるのは、貴重を究める極初期“ZIGGY STARDUST TOUR”の世界。セットやパフォーマンスは1日前の『KINGSTON 1972』に酷似しており、『HUNKY DORY』のナンバーも大量に演奏。ジャック・ブレルの「Amsterdam」やCREAMの「I Feel Free」といったカバーや「Song For Bob Dylan」など、「英国#1」ならではの激レアナンバーが楽しめる。最も貴重なのはジェイムズ・ブラウンのカバー「I Gotta Get A Job」。実際に耳にできる記録はキングストン公演と本作しかありません。そして『KINGSTON 1972』でも聴けなかったのがセカンド・アルバムの「Wild Eyed Boy From Freecloud」。ツアー終盤まで度々演奏された曲ですが、本作以前はBBCセッションくらいであり、極初期のステージ・パフォーマンスを聴けるのです。もちろん、他のナンバーも極初期ならではのフレッシュな演奏が素晴らしい。ボウイがあらん限りの情熱を込める「Moonage Daydream」、ミック・ロンソンのギターソロもパワフルな「Waiting For The Man」等々、細切れ音源で悶々としていた世界中のマニアの溜飲を下げた熱演の連続。「最も望まれた」だけでなく、その期待を遙かに上回ってしまうライヴアルバムなのです。

 希代のカリスマ“ジギー”への道をひた走っていた1972年の英国ツアー。かつて“ボウイ最古”とも言われていたキングストン公演の“次”を描いたライヴアルバムです。単なる貴重度を遙かに超越したサウンドで世界を驚かせた名録音。その最高峰盤。ここに堂々の永久保存決定です。

★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。

(76:45)
1. Hang On To Yourself 2. Ziggy Stardust 3. The Supermen 4. Queen Bitch
5. Song For Bob Dylan 6. Changes 7. Starman 8. Five Years 9. Space Oddity
10. Andy Warhol 11. Amsterdam 12. I Feel Free 13. Wild Eyed Boy From Freecloud
14. Moonage Daydream 15. White Light, White Heat
16. You Got To Have A Job (If You Don't Work - You Can't Eat)
17. Suffragette City 18. Waiting For The Man

David Bowie - vocals, guitar, harmonica Mick Ronson - guitar, vocals
Trevor Bolder - bass Mick "Woody" Woodmansey - drums Nicky Graham - keyboards