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DEEP PURPLE - BRUSSELS 1973(1CD)[Darker Than Blue 256]

販売価格: 2,500円 (税込)
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Live at Forest National, Brussels, Belgium 20th March 1973

 知られざる秘蔵ライヴアルバムの新発掘です。本作に収められているのは「1973年3月20日ブリュッセル公演」。“1973年”は第2期の終焉と第3期の始動が共存していますが、本作は“黄金の第2期”。その末期にあたる貴重な記録です。まずは、『WHO DO WE THINK WE ARE』リリースから第2期崩壊までの歩みを振り返り、ショウのポジションをイメージしてみましょう。

《1月13日『紫の肖像』リリース》
・1月16日-2月10日:欧州#1(16公演)
・2月16日-28日:英国(10公演)
・3月5日-20日:欧州#2(10公演) ←★ココ★
・4月12日-6月19日:北米(42公演)
・6月23日-29日:日本(6公演)
《第2期DEEP PURPLE崩壊》

 これが1973年上半期のタイムライン。3月のライヴアルバムと言えば当店でも『VIENNA 1973(Shades 224)』『LYON 1973(Darker Than Blue 131)』をご紹介した事がありますが、本作はそれに続く3本目。「欧州#2」の最終公演にあたるコンサートです。
 実のところ、このショウは以前からオーディエンス録音が存在しましたが、あまり芳しいものではありませんでした。「Lazy」までの短い収録の上に、かなり遠くモコモコしたサウンド。本来であれば、1公演でも多く聴きたい“黄金の第2期”であってもなかなか手が伸びないシロモノだったのです。しかし、本作はそれとは違う、新発掘のマスター。「The Mule」「Mary Long」「Space Truckin’」「Black Night」まで収録した長尺録音なのです。
 普通、長尺マスターが登場すると「今まで聴けなかった○○分が初めて聴ける!」となるわけですが、本作はそれでは済まない。全編を貫くクオリティもまったく違うのです。従来のマスターはボワボワしたサウンドの中からなんとかリフを探し出すようなものだったのに対し、本作はヴィンテージ感とクリアさを両立した素晴らしいオーディエンス・サウンド。「探す」どころか、ディテールまでハッキリとした演奏と歌声がダイレクト感たっぷりに叩きつけてくる。しかも、爆音/轟音の類でもなく、鳴りも艶やかに淀みない。プレスCD化された事からもご想像いただけると思いますが、そのイメージもここまでのクリア・サウンドではないのではなかいか……そんな素晴らしいライヴアルバムなのです。
 そのクオリティで流れ出るショウの素晴らしい事……。実は、音の悪い既発でも何とか聞き取ったコアなマニアは「1973年にしては良い演奏」としていたライヴなのですが、それがクリア・サウンドになると凄まじい名演だった事がよく分かる。1973年は崩壊直線のイメージからあまり良い印象が持たれない上に、そのイメージを裏付けるようなショウも確かにあったりするのですが、本作は違う。リッチーやジョン・ロードのインプロヴィゼーションは閃きに溢れ、かけ合いも鋭い。イアン・ギランも絶好調の苛烈なシャウトが響き、若々しさを見せつけるようなロングトーンを轟かせる。貴重な「Mary Long」があるので間違いなく1973年ではありますが、そこに至るまでは「もしかして1972年?」と思うほどの熱演ぶりなのです。しかも、それがフルスケールで流れ出す。これほどの名演がまだ残っていたとは……録音の世界の奥深さにタメ息が漏れる名作なのです。

 とにもかくにも、絶品のサウンドで1973年屈指の熱演が轟く新発掘ライヴアルバム。これに尽きます。「1曲でも多く聴きたい」「歴史をアーカイヴしたい」といった次元ではなく、何気なく流していても手に汗が滲み、美しいサウンドに聴き惚れる見事なヴィンテージ・アルバムです。黄金の第2期はやはり特別だった……そんな当たり前の事実に改めて気付かされる1枚。永久保存のプレスCDで永遠にお楽しみください。

★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。

(74:39)
1. Announcement 2. Intro. 3. Highway Star 4. Smoke On The Water 5. Strange Kind Of Woman
6. Lazy 7. Drum Solo 8. The Mule 9. Mary Long 10. Space Truckin' 11. Black Night

Ian Gillan - Vocal Ritchie Blackmore - Guitar Roger Glover - Bass
Jon Lord - Keyboards Ian Paice - Drums